宗像・三郎丸の「居食処(いしょくどころ) 慶(けい)」(宗像市三郎丸6)がオープンして、6月28日で半年を迎えた。
魚料理を中心に提供する同店。店主の北村慶さんは10年間水産物を扱う会社に勤め、その後独立して鮮魚の小売りをしていた経験から、昨年12月28日に同店開いた。
北村さんは「『魚がさばけないし、後処理も大変。魚の切り身や刺し身を買うと高いから、魚は好きだけど調理をちゅうちょする』というお客さまの声を耳にする。地域の方へ新鮮な海鮮類を安く提供したい。魚が身近な食になってほしい」と話す。
鮮魚は長浜鮮魚市場(福岡市中央区)から買い付ける。店内では魚料理や刺し身が中心の定食を提供し、夜は刺し身や一品料理とともに酒も用意。メニューは、「日替わり定食」(1,000円)、「刺し身の小鉢」(500円)。事前相談で刺し盛りや魚介類の小売りにも対応する。
「刺し身や小鉢もお代わり自由にしているので、魚料理でおなかいっぱいになって喜んでもらえるのが一番うれしい。魚料理を食べて『明日も頑張ろう』と思う活力になれば」と話す。
営業時間は、昼=12時~15時、夜=17時~22時。月曜定休。長浜鮮魚市場の仕入れ状況や天候による市場の休みによって臨時休業あり。