「赤間宿あじさい祭り」が6月17日・18日の2日間、宗像の唐津街道赤間宿で開かれる。

浴衣で街歩きを楽しむことができる（要予約）

　昨年は約2500人が訪れ、今年で4回目となる同イベント。赤間宿通り沿いの各店の軒先に水切りしたアジサイを飾るほか、「フミ子の生ゆず胡椒（こしょう）」（宗像市赤間3）の軒先に「あじさいフォトスポット」を設置する。アジサイは地域住民の協力で集められ、18日の祭り終了の頃に訪れた人が持ち帰れるように配布するという。

　アジサイをテーマにした地域住民の作品を事前に募集し、各店に展示。今回初めて、福岡教育大学（赤間文教町1）の書道研究室所属「トリッピーズ」の書道作品を「ご縁工房 音誘君舎（ねゆきや）」（赤間5）と橋口屋（赤間3）に飾る。

　キッチンカーや出店、マルシェ、音楽ライブ、ポニーの餌やり体験など、各店がさまざまな催しを予定。「街道の駅赤馬館」（赤間4）では「浴衣で街歩き」と題して、浴衣の着付け体験を特別価格で提供（17日のみ。14日までに要予約）。通りに隠されている文字を探し、並べ替えて文を完成させると景品が当たる「赤間宿クイズラリー」も行う。

　主催する赤間宿商店組合の大和雅子組合長は「子どもからお年寄りまで、皆さんに楽しんでもらえるイベントをたくさん用意している。地域の子どもたちのかわいい作品や大学生の書道作品の展示もあるので、ゆっくり赤間宿通りを散策しながら楽しんでもらえたら」と来街を呼びかける。

　開催時間は両日共10時～16時。駐車場は6カ所用意。