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宗像ユリックスプラネタリウム、中学生以下無料に 県の無料観覧事業で

宗像ユリックスプラネタリウム館内

宗像ユリックスプラネタリウム館内

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 宗像ユリックスプラネタリウム(宗像市久原、TEL 0940-37-2394)の中学生以下の利用料金が4月1日から、無料になった。福岡県内の公立美術館や博物館・科学館などの常設展に小・中学生が無料で入館できる「福岡県子ども美術館・博物館無料鑑賞事業」の一環。

ドイツメーカー「カールツァイス」の投影機を使う

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 コロナ禍で文化芸術に親しむ機会が失われた子どもたちに、学びの機会を提供するために行う同事業。同施設は幼児から利用料金が必要になることから、同事業に合わせ幼児も無料にすることを決定。これにより、本年度は県内外問わず、中学生以下は無料で観覧することができる。

 プラネタリウムはNPO法人「エム・ワイ・ピー」が宗像ユリックスとの協働事業により運営。プラネタリウム運営のほか、番組制作、地域ボランティアとともに年数回、観望会「ほしぞらウオッチング」を開くなど、地域に根ざした活動を行っている。

 プラネタリウムは幼児から小学校低学年の児童が対象の「子ども向けプログラム」、小学生以上が対象の「大人向けプログラム」、音楽とともに星空や映像を楽しむ「リラクセーションプログラム」を用意。「一番人気」という子ども向けプログラム「ほしぞらクレヨン」はクレヨンのキャラクターが星空に絵を描きながら星座を紹介するほか、季節に合わせた物語、宇宙旅行などの映像を盛り込んだ45分間のプログラム。4月~6月は「太陽さんと雨雲さん」の物語を投影している。

 同NPO職員の平野海帆さんは「プラネタリウムを見て本物の星空に興味を持ったら観望会もお勧め。子どもたちが星空や宇宙を好きになる手伝いができれば。今年はプラネタリウムが誕生してちょうど100周年の年。この機会に足を運んでほしい」と来館を呼びかける。次回の「ほしぞらウオッチング」は4月29日19時30分から、開催。観望対象は月と金星。

 無料鑑賞は2024年3月31日まで。

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