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海の道むなかた館で「神宿る島」のバーチャル上陸体験 キーワードクイズも

海の道むなかた館に設置された「探検!バーチャル沖ノ島」

海の道むなかた館に設置された「探検!バーチャル沖ノ島」

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 海の道むなかた館(宗像市深田、TEL 0940-62-2600)にCGで沖ノ島上陸体験ができる「探検!バーチャル沖ノ島」が設置された。

島内10カ所のポイントに登場する「むなかたのテンちゃん」。話しかけると沖ノ島について解説をしてくれる

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 同館は、世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群のガイダンス施設。沖ノ島は世界遺産の構成資産の一つで、航海の安全と交流の成就を祈って古代から祭祀(さいし)が行われ、現在、宗像大社の神職1人が約10日交代で島に常駐し、毎朝社殿で神事を行っている。島そのものがご神体のため厳しく入島が制限され、一般の渡島は許されていない。

 「探検!バーチャル沖ノ島」は、沖ノ島の価値や魅力を知ってもらおうと作られた映像ボックス。ゲーム機のコントローラーを操作しながら、CGで再現した島内を自由に歩き回ることができる。半球体のドーム状のスクリーンになっており、没入感のある映像が楽しめるという。

 映像内の10カ所のポイントには同館体験学習応援キャラクター「むなかたのテンちゃん」も登場。テンちゃんに話しかけると、沖ノ島に関する解説を見ることができる。

 4月15日からは、同コンテンツの設置を記念した「キーワードクイズ」も実施。解説の中に表示されたキーワードを全て記入して同館窓口で提示すると、沖ノ島関連の記念品を進呈する。

 福岡県庁世界遺産室の正田実知彦さんは「子どもたちにも楽しく沖ノ島のことを知ってほしいと思い、新しく設置した。ぜひ多くの方に体験していただき、沖ノ島探検を楽しんでもらえたら」と来館を呼びかける。

 開館時間は9時~18時。月曜休館。「探検!バーチャル沖ノ島」の利用は無料。キーワードクイズは5月7日まで。

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