パン店「Pain Koti(パンコティ)」(福津市日蒔野1)が3月31日、福津・日蒔野にオープンした。
ショーケースに入ったパンが並ぶ対面販売の同店。店名の「コティ」はフィンランド語で「家」を意味し、店内には北欧インテリアを取り入れる。「店に来てホッとする、皆が集まる場所になってほしい」という思いを込め、夫婦でパンを販売する。
大手製パン会社で経験を積んだ店主の塩田修さんは製パン会社に勤務時代、社内で開かれた「食事パンコンペ」で最優秀賞を受賞。「カルフォルニアレーズン協会」のコンテストでも特別賞を受賞するほどパン作りに励んだ。
独立して、夢だったパン店を開いた塩田さんは「コンペで最優秀賞を受賞した作品『SEKIHAN(赤飯)』も用意する。黒豆と赤エンドウが入った食事パンで、祝いの時に食べるパンをイメージして作った。皆に食べてほしい」と話す。
メニューは「SEKIHAN(赤飯)」(720円)のほかに、「クロワッサン」(200円)、「クリームパン」(280円)、「明太フランス」(270円)、「ダークチェリーといちご」(260円)、「オレンジとアーモンドチョコ」(250円)など。食事パンやおやつパンなど約30種をそろえる。
塩田さんは「地域の方々に『食事パンとおやつパンのおいしい店』と覚えてもらい、食卓を食事パンで豊かに楽しく、おやつパンを食べて元気になってほしい。ふと、『コティのパンが食べたい、買って帰ろう』と思ってもらえる店になれれば」と笑顔で話す。
営業時間は9時~18時(なくなり次第終了・取り置き可能)。駐車場3台。