宗像市の「はたちのつどい」が1月8日、宗像ユリックス(宗像市久原)で開催され、2002年4月2日から2003年4月1日までに生まれた約750人の新成人が参加した。
昨年4月から成人年齢が18歳に引き下げられたが参加対象者は20歳と変わらず、今年から「成人式」の名称を「はたちのつどい」に変更した。
当日は天候に恵まれ、晴れ着姿の出席者が旧友との再会を喜び、笑顔で門出を迎えた。ピンク色のタキシードを着た男性新成人が、成人式会場の前でプロポーズして快諾を得て安堵(あんど)する姿も見られた。
「今まで親に迷惑をかけてきた。これからは親孝行をしていきたい」と話す女性や、「今年から働くので、まずは会社に遅刻せずに仕事を頑張りたい」と話す男性など、将来に向けて新成人らが抱負を述べていた。
式典で、伊豆美沙子市長は「これから先、さまざまな変化の波の中を皆さんは生きて、生き残ってほしいと思う。命短し、恋せよ若人。皆さんの未来が明るいものであることを祈念します」と呼びかけ、出席者代表の中野大智さんは「皆さんの探究心や何事も諦めずに挑戦する力を存分に発揮し、これからの社会を皆でつくり上げていきましょう」と決意の言葉を述べた。