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自治体発信のクラウドファンディング 宗像市が総合4位を受賞

キャンフ?ファイヤートロフィー

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 2021年3月に宗像市が実施したクラウドファンディング「宗像を元気にしタイ!プロジェクト」が、12月7日に発表された「キャンプファイヤー クラウドファンディングアワード 2021」で総合賞4位を受賞した。

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 今回で2回目となる同プロジェクト。2020年に行った1回目と比較し、支援者数4.7倍、支援金額8.3倍となった。

 同プロジェクトは、新型コロナウイルスの影響を受ける市内事業者支援の一環で実施した消費喚起事業。クラウドファンディングを通じて市内事業者への支援を募り、支援者には支援額の30%のプレミアムを付加した商品券を発行。事業者はサービス提供前に支援金を受け取ることができ、支援者は地域の店を「お得に」応援することができる。

 宗像市商工観光課商工係の原さんは「1回目のクラウドファンディングの時は宗像市として実績がなく、誰もやったことがない取り組みだったので手探りだった。2回目は前回の学びを生かして、とにかく多くの事業者に参加していただきたいという思いで、広報誌などで募るのではなく、宗像市の職員が一件一件事業者に電話して説明した。結果的に今まで宗像市の窓口に来たことがない事業者の方にもプロジェクトに参加していただいた。総合賞4位を受賞できたのは、参加していただいた事業者の方々が、お客さまに支援の声掛けを頑張っていただいたからこそ、達成することができたこと。これからは事業者の声を市の施策に反映させて、事業者の課題を支援できるような関係を作っていきたい」と話す。

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