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宗像のイラストレーターがイラスト漫画教室 タブレット使うデジタルコースも

講師の司馬さやかさん

講師の司馬さやかさん

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 子どもから大人まで学ぶことができる「司馬イラスト漫画教室」が7月9日、河東地区コミュニティ・センター(宗像市須恵1)で始まった。

教室の様子

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 講師は、宗像でイラストレーター・広告漫画家として活動する司馬さやかさん。元中学校教員で退職後は専業主婦をしていたが、イラストを描くことが好きだったことから「子育てをしながら在宅で仕事ができたら」とイラスト制作ソフトの使い方を習得。ネットで少しずつイラストの仕事を請け負ううち、地域からも声が掛かるようになり、現在は宗像市の市民活動・NPOセンターが発行する情報誌「ふらぐ」の表紙イラストや漫画なども手がけている。

 「『絵が描けるようになりたい』という地域の子どもたちの声を聞き、力になりたいと思った」と司馬さん。昨年、宗像ユリックスで開いた体験講座が好評だったこともあり、開講を決めたという。

 教室では「イラストコース」「漫画コース」「デジタルイラストコース」「デジタル漫画コース」の4コースを用意。デジタルコースの受講者はタブレットやタッチペンを持参する必要があるが、「デジタルのイラストはやり直しができ、手軽に描けるのが魅力。水彩画や油彩画も画材を購入する必要がなく、でき上がったイラストはSNSなどの素材としても活用できる。慣れないうちはイラストコースがお薦めだが、デジタルコースにも挑戦してほしい」と話す。コースはいつでも変更できるという。

 「これまで仕事としてイラストを描いてきたが、純粋に絵が好きな人に会える良い機会になると期待している。皆の手伝いをしつつ、自分自身も元気をもらえたら」と司馬さん。「教室を通じて子どもたちに『宗像にいてもイラストレーターになれる』ことを伝えたい。教えることで地域のイラストレーター仲間も増やしていくことができたら」と意気込みを見せる。

 開講は毎月第2・4土曜の10時~12時。無料体験も受け付ける。

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