北斗の水くみ海浜公園(宗像市神湊)が7月2日、海開きを迎え、宗像ライフセービングクラブの常駐が始まった。
宗像ライフセービングクラブは同園を拠点とするボランティア団体で、学生・自営業・会社員などさまざまな職種のメンバー約20人が在籍。毎月第4日曜にビーチクリーン活動を行うほか、毎年、勝浦浜で宗像市・福津市の小学5年生を対象に行う海洋体験でカヌーの講師も務めている。
海開きの期間中、平日は2人、土曜・日曜・祝日は3~4人が園内管理棟にある監視小屋に常駐。監視活動のほか、SUPの貸し出し(1時間1,000円)やドリンク販売も行う。3歳~中学生の子ども用ライフジャケット約20着も用意し、無料で貸し出す(預かり金=1家族1,000円、ライフジャケット返却時に返金)。
同団体代表の小野義明さんは「夏は波が少なく遠浅。無料シャワーやトイレも近くにあり、小さい子どものいる家族連れもゆったり過ごすことができる海水浴場」と話す。初日の2日は天気も良く、海開きを待ちわびた多くの家族連れでにぎわったという。
「満潮時に流されたビーチボールや浮き輪を追いかける際、水難事故が起こりやすいので気を付けてほしい」と小野さん。「今年も皆が安心・安全に楽しめるよう監視していきたい。一緒に監視活動に参加してくれる仲間も増えていけば」
砂浜でのバーベキューは可能。水上バイクの乗り入れは禁止。無料駐車場あり(満車時は「道の駅むなかた」の駐車場も利用可能)。
トイレ・シャワーの利用可能時間は9時~17時。常駐は8月31日まで。