福岡県立宗像高校(宗像市東郷6)電気物理部の生徒から成るチーム「宗高ヘラクレス」の4人が九州代表として全国大会「ロボカップジュニア ジャパンオープン2022けいはんな」で優勝を果たし、6月9日、伊豆美沙子宗像市長を表敬訪問した。
当日は、伊藤啓一校長、村嶋貴雄教頭、部活顧問の羽生禎伸教諭などと共に訪問。部員らは「今年は13チームが出場して8試合を行い、全試合で勝利できた。前回大会よりレベルの高いロボットを作ることができ、世界レベルのロボットを作ることができた。地域の方々の支えのおかげで大会へ参加できた。新型コロナウイルスの影響で、タイで行われる世界大会へは出場できなくなったが、後輩たちが次に続いてくれると思う。今年は新入生8人が入部した。今はデータの作り方や試合の時のアドバイスなどを行っている」と市長へ報告した。
部員らは準備していたロボットを使って1対1のデモンストレーションを行い、ゲームのレクチャーの後、ゲームコントローラーを使って市長がロボットを操作した。
市長は「皆さんの日々の努力、パッションがこの優勝を勝ち取ったと思う。部として14回の出場で優勝を勝ち得たのは、羽生教諭や先輩方の礎があったこともあると思う。ぜひ後輩にこのバトンを受け継いでほしい。宗像高校電気物理部を全国に知らしめる部となってほしい」と部員や校長らに祝いとエールの言葉を送った。
同チームが優勝した「World LeagueサッカーOpen」は、ロボットに搭載したカメラでボールを追い、1チーム2台のロボットで相手のゴールを狙う対戦型のサッカー競技。国際大会「ロボカップアジアパシフィック2021あいち」で総合優勝した後の今年1月にも市長を表敬訪問した。