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岡垣に水戸岡鋭治さんデザインのサイクリスト休憩施設 観光拠点も目指す 

「リンリンクラブ岡垣」外観。ロゴマークは「北斗七星」と「自転車」がモチーフになっている

「リンリンクラブ岡垣」外観。ロゴマークは「北斗七星」と「自転車」がモチーフになっている

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 岡垣の「観光ステーション北斗七星」(岡垣町原、TEL 093-281-5050)横に5月15日、遠賀宗像自転車道休憩施設「リンリンクラブ岡垣」がオープンした。

同施設のイメージカラー「青」に合わせた天井。パネル一つ一つにはロゴマークも

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 福岡県では新たな体験型観光として、サイクリングと観光を組み合わせた「サイクルツーリズム」を推進しており、自転車道を利用するサイクリストなどの休憩施設として整備した。

 同施設とロゴマークのデザインを手がけたのはJR九州の観光列車「ななつ星 in 九州」などをデザインしたことでも知られる水戸岡鋭治さん。天井パネルには同施設のイメージカラーである青色を基調とする装飾が施され、パネル一つ一つにはロゴマークもあしらう。施設内には自転車スタンドがあるほか、足洗い場も設置。子どもが使える三輪車なども用意し、施設横の広場で自由に乗ることもできる。14日には披露式典や内覧会、小学生向けに自転車安全教室も開いた。今後、休憩施設だけでなく観光拠点にもなるよう、県と町が連携しながら活用方法を検討していくという。

 同施設周辺の自転車道は景観が良くアップダウンも少ないため、小さな子どもでも安全にサイクリングを楽しめることから家族での利用も多く、「観光ステーション北斗七星」では年間約3600台のレンタサイクルの利用があるという。

 岡垣町観光協会の尾前実香さんは「岡垣町にサイクリングに来た際は、ぜひこの施設にも立ち寄ってほしい。当町では『トレジャーハント』のほか、果樹園で収穫したフルーツでスイーツ作りが楽しめる『フルーツライド』など自転車を活用したイベントも予定している。町内周遊の仕組み作りにも取り組んでいるので、サイクリングを通して岡垣の良さを知ってもらえれば」と利用を呼びかける。

 営業時間は9時~17時。水曜定休。

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