宗像・自由ケ丘校区で使う学習ノート全種類の販売が3月9日、スーパーマーケット「SUNNY(サニー)森林都市店」(宗像市自由ケ丘3)で始まった。
今回の取り組みを後押ししたのは、地域活性化を目的に同地区で2022年度に発足した「子どもおとな会議」。自由ケ丘地区の小学5・6年生、中学生、高校生と大人が意見を出し合い、子ども目線を取り入れたまちづくり活動を行っている。
これまで自由ケ丘小学校、自由ケ丘南小学校区内には学校指定の学習ノートを全種類そろえて販売する店がなく、保護者が校区外まで買いに行くケースや、急な買い足しに対応できないといった課題があった。同会議の3期生「議会班」のグループが「今困っていること、やってみたいこと」を話し合う中で、校区内で学習ノートが購入できない現状に着目した。
要望書は3期生8人のうち6年生4人が中心となり、会議に参加する大人の協力を得ながら自由ケ丘地区の小学校2校と事前に協議し、年間のノート使用数や学年別の使用ノート一覧をまとめた資料を添えて2月13日、同店の田北剛前店長へ要望書を提出した。学年や教科によって升目や行数が異なるため、必要な種類をそろえることの重要性も伝えたという。
要望書を受け取った田北さんは「当店ではこれまで学習ノートの取り扱いはなかったが、3月から自由ケ丘校区で使う全種類の学習ノートの販売ができるよう準備していく」と快諾。同日の販売に至った。
学習ノートは同店の入り口近くで販売。「自由ケ丘地区全学年学習帳取扱い開始」と記したポップを掲出し、国語、漢字、算数のノートのほか、方眼ノート、連絡帳、自由帳などをそろえる。「学年別使用ノート一覧」も用意し、誰でも購入しやすい売り場を整えた。
要望書を提出した児童は「子どもおとな会議は友達に誘われて参加したが、思ったより楽しかった。要望書を提出した時は緊張したが、ノート設置が実現するとは思っていなかったのでうれしい」と笑顔を見せる。
同会議大人議員の高原佳子さんは「『議会班』は地域をより良くするにはどうしたらいいかについて考える班。子どもたちの活動や努力が実を結んだことをうれしく思う。来年度は、自由ケ丘に関するかるた作成を考えているので、新たな仲間も増やしていきたい」と話す。