宗像市と民間企業の連携事業「熱中症対策コンソーシアム」の回顧会議が1月29日、宗像市役所で行われた。
市民への熱中症対策啓発を目的とした同事業。昨年5月の初回会議以降、官民が連携し、まちなかの休憩所「涼み処」の設置や熱中症対策啓発イベントの開催、熱中症対策行動をまとめたタイムライン作成ツールの配布などを行ってきた。
宗像地区消防本部によると、2025年の宗像市内における熱中症が原因とみられる救急搬送数は69件で、昨年に比べ22.5%減少したという。
この日は、13の企業・団体23人と市役所職員10人が参加。活動の振り返りと次年度に向けた企画・立案を行い、次年度活動のスローガンとして「冷(ひや)サンバ」を採択した。「熱中症ゼロ」に向け今後どう連携していくかについて、参加者から「企業それぞれが自社の強みをいかせる業務を担当することで価値の高いイベントを提供できる」「サンバを踊る姿をポスターに取り入れ『冷サンバ』を普及させては」などの意見が出た。
宗像市秘書政策課の赤田篤史さんは「さまざまな現場の取り組みを掛け合わせて生まれたアイデアを形にして、市民のために展開していきたい」と意気込む。「くりえいと」(くりえいと2)の中村晃さんは「初回会議から参加しているが、プロジェクトの土台ができてきたのを実感している。地域とテナントのつながりを生かして、今後も連携していきたい」と話す。