
大学生対象の就職支援イベント「オープンカンパニー」が8月26日、宗像市役所(宗像市東郷1)で行われた。主催は宗像市。
宗像市役所の仕事の魅力や働きがいを知ってもらい、将来の就職先として宗像市を選択肢に加えてもらうことを目的とした同イベント。
この日は29人が参加。宗像市の概要や仕事内容の説明、庁舎内の見学、入庁1年目の市職員や育児休業経験者の市職員を交えた座談会を行った。「仕事のやりがいは何か」「なぜ宗像市役所を選んだのか」など参加者の質問に対し、市職員は「市民から直接感謝の言葉をもらえた時」などと回答した。
座談会後、参加者たちは、世界遺産の宗像大社や多くの人でにぎわう道の駅むなかた、文化芸術拠点の宗像ユリックスなどを90分かけて巡り、観光振興の現状や空き家や働き手の不足などの地域課題について考えた。
イベントを終え、宗像市総務部人事課の高村光司郎さんは「市職員の生の声を聞くだけでなく、民間側の意見も聞いてもらうことで、宗像市で働くイメージを持ってもらえたのでは」と話していた。