
宗像市がキユーピーと連携し、現在、市内の小学生を対象としたサラダレシピコンテストを開催している。
子どもの頃から「楽しくおいしく野菜を食べる習慣」を身に付けてもらおうと宗像市が企画した同コンテスト。宗像市の調査によると、栄養バランスの取れた食事をする小中学生の割合が低下傾向にあることが分かり、子どものころからの食への関心やバランスの良い食習慣を育むことが将来の健康につながるとして、キユーピーと連携してコンテストの実施を決めた。題して、「作ろうよ!君のとっておきサラダレシピ大募集~サラダは、自由だ~」
コンテストのテーマは「とっておきサラダ」。対象は市内の小学3年生~6年生。宗像産の野菜を使うこと、誰でも手軽に作れること、生野菜だけでなく炒めたり煮たりと自由な発想があることなどを基準に審査する。1次審査を通過した5人は、9月27日にメイトム宗像(宗像市久原)で行う最終審査で実際に調理を行い、グランプリを決める。
宗像市健康福祉部健康課の荒牧直子さんは「肉やご飯はよく食べられているが、野菜は不足しがち。子どもたちが『作る・食べる』体験を通じて、サラダ作りを楽しみながら野菜のおいしさや魅力を実感し、自然とバランスの良い食事をする習慣を身に付けてほしい。宗像は農産物や水産物が豊富な地域なので、地元の食材にも興味を持つきっかけになればうれしい」と参加を呼びかける。
誰でも参加できるインスタグラムを使った企画も同時開催する。「親子部門」「一般部門」「宗像市内の生産者部門」の3部門を設け、ハッシュタグ「#むなかたエコサラダ」「#サラダは、自由だ」と各部門のハッシュタグ「#はじめてのサラダ」(親子部門)、「#わたしの推しサラダ」(一般部門)、「#農家のとっておきサラダ」(宗像市内の生産者部門)を付けてサラダの写真とレシピ、とっておきポイントを投稿することで応募できる。応募者の中から抽選で5人に「宗像のテンちゃん」のマスキングテープが当たる。
応募は宗像市ホームページの専用フォームと郵送で受け付ける。締め切りは8月26日。