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訪問看護「あい訪問看護ステーション」が1周年 寄り添ったケア行う

管理者の吉田さん

管理者の吉田さん

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 「あい訪問看護ステーション」(宗像市河東、TEL 0940-72-1857)が1月1日、開設1周年を迎えた。

血圧を測る吉田さん

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 「病院ではなく自宅で過ごしながら治療を受けたい」という利用者が、主治医の許可を得て医療保険や介護保険の範囲内で利用する訪問看護。同事業所管理者の吉田真林さんは「前職は地元の宗像医師会病院で働いていた。退院していく方を見てきて、宗像で訪問看護の必要性を感じた。利用者さんに寄り添うことを大事にしていて、住み慣れた自宅で点滴やリハビリを受けることができると喜んでもらえるので宗像で訪問看護を始めて良かった」と話す。

 同事業所の訪問エリアは、宗像市、福津市、古賀市、岡垣町。吉田さんによると、慢性期・急性期・手術室勤務の経験がある6人の看護師が、24時間365日体制で小児~高齢者の方サポートをしているという。

 医療的ケアのほか、精神疾患の人が自立した生活が送れるような支援や医療ケア児の訪問看護、リハビリテーションで日常生活動作の訓練を行うなど、利用者の自宅で幅広いケアを行う。

 吉田さんは「一人暮らしの方だけでなく、家族が留守の間に訪問することもあり、利用者だけではなく利用者の家族の心身の負担も減らしたい。宗像市で訪問看護が利用できるという認知がまだ少ないので、自宅で安心して利用者一人一人の状態に合わせた治療が行えることを知ってほしい」と呼びかける。

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