「火祭りin神の湊（かみのみなと）」が9月29日、玄海横丁で初開催される。

「縁日」過去開催の様子（写真提供＝玄海横丁）

　玄海横丁に隣接する「玄海旅館」支配人の入江紀代彦さんは「神湊を世界でも通用する観光地にしていきたい。世界には他国からも認知される有名な祭りがあるように、世界遺産がある宗像だからこそできることに挑戦していきたい。この地をもっと盛り上げていきたい」と話す。

　「昼の部」「夜の部」の2部制。昼の部ではイベントステージで「猿回し」「南京玉すだれ」「バナナたたき売り」「ちんどんや道中」などを展開する。子ども向け企画「磯遊び大会」（先着300人）と「周遊スタンプラリー」では景品を用意する。来場者参加型企画「恐竜小運動会」は15時から開催する（着ぐるみ貸し出しは先着20人）。

　夜の部は会場にたいまつをともし「太鼓演舞」のほか、「宗像大社」（田島）協力の下、祈願を行う。海上に立つ櫓（やぐら）を囲んで行う「海上盆踊り」の後は1000発の花火打ち上げを予定する。

　神の湊通りではキッチンカーや飲食ブース40店が並ぶ「神の湊通りマーケット」を行う。

　「玄海横丁」マネジャーの添田葵さんは「まずは地元の人たちに足を運んでもらいたい。近い将来『神湊には火祭りがあるよね』と言ってもらえるくらいの恒例行事にしていきたい」と意気込む。

　開催時間は11時～20時（キッチンカー出店は18時30分まで）。当日は、東郷駅、宗像大社、道の駅むなかた、神の湊通りを結ぶ無料シャトルバス運転を行う。