「和食処 勝広」(宗像市神湊)が12月20日、入り口横に期間限定営業のカキ小屋をオープンする。
10月10日、宗像リゾートホテル内の和食処としてオープンした同店。期間限定営業のカキ小屋について、料理長の梅田隆幸さんは「ホテルは海沿いにあり景色も良いが、街としては少し閉鎖的な印象がある。『ここに来れば遊べる場所、食べられる場所がある』ということを、もっと多くの人に知ってもらいたい」と話す。
「冬といえばカキ小屋。今年はカキの仕入れが少ないが、地元の人が気軽に立ち寄れて、集まって楽しめる場所にしたい」と梅田さん。「ホテル利用者だけでなく、宗像や福津、岡垣など近隣地域の人にも足を運んでほしい」とも。
提供するカキは津屋崎産を中心に仕入れ、牛肉や野菜などの食材も宗像市内の事業者から調達するなど、地域密着型の運営を心がける。
メニューは、カキ盛り(大=1,500円、中=1,200円、小=700円)をはじめ、牛バラ(1,200円)、エビ(300円)、ホタテ(400円)、トウモロコシ(300円)、ウインナー(200円)などのサイドメニュー、ミニ海鮮丼(1,000円)、ミニ穴子丼、「助六ずし」(600円)など和食店ならではのメニューも用意する。
梅田さんは「地元の食材を使うことで、地域の魅力も一緒に伝えていけたら。ここから人の流れが生まれて、地域が元気になれば」と意気込む。
営業時間は11時~21時。