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宗像・日の里「さとのはhinosato」まちびらきイベント 官民連携で団地再生

「ひのさと48」の芝生広場で行われた記念式典。司会は日の里中学校生徒会・放送部が担当

「ひのさと48」の芝生広場で行われた記念式典。司会は日の里中学校生徒会・放送部が担当

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 宗像市の日の里で3月12日、「さとのはhinosato」まちびらきイベントが行われた。

たき火セットが用意された「サトヤマ」

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 「さとのはhinosato」は、日の里団地再生事業として開発が進められている戸建てエリア。全64棟が建設予定で、住宅をつなぐように300本の樹木が植えられ、共同の庭である「サトヤマ」があるのが特徴。サトヤマでは、季節の移ろいを感じながら、垣根のない住空間で、住民同士が声を掛け合い、バーベキューなどを楽しむことができるよう設計されている。

 「ひのさと48」の芝生広場では記念式典を行い、日の里中学校生徒会・放送部が司会進行を務める中、関係者のあいさつやテープカット、日の里中学校吹奏楽部による演奏を行った。戸建てエリアでは、モデルハウス8棟を巡るスタンプラリーのほか、日の里地区食生活改善推進会によるフグ汁の振る舞いを行った。サトヤマでは、たき火体験やワークショップを行った。「ひのさと48」建物内では、Co-doingスペース「さとのひWONDER BASE」の見学会も。

 市担当者は「一般的な新興住宅地では、新しい住民と地域住民との交流が課題になることが多い。『さとのひhinosato』では、『ひのさと48』にコミュニティーカフェやクラフトビールの販売所、DIYスペースなどがあることから、新しい住民も含めた地域住民の交流が生まれることを期待している。日の里団地は開発から半世紀たつが、次の50年に向けて『住んでみたい、住み続けたい』まちになっていけたら」と今後への思いを語る。

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