「NEBO.CAFE(ネボ・カフェ)」がJR東郷駅日の里口にオープンして、10月10日で1カ月がたった。
店主の真由美さんが1人で切り盛りする同店。真由美さんは8年間、宗像市内のカフェで店長を務め、今回、独立した。
駅のロータリーに面した同店は9席を用意。カウンターには焼きたての手作りスイーツを並べる。定番の「プレーンスコーン」「ベイクドチーズケーキ」などに加え、季節限定のスコーンやマフィン、タルトなども用意。看板メニューは「スコーンパフェ」。クリスマスケーキなど、季節のケーキも予約を受け付けるという。スイーツ以外にも「ホットドッグ」「ホットサンド」などの軽食も提供。テイクアウトにも対応する。
「スイーツは粉から素材を使い、軽食の食材もできる限り地産地消を意識している」と真由美さん。スイーツ作りは元々好きだったが、店長になるのをきっかけに本格的に学び、今でも定期的に研修に出向いて新しい情報を得て、レシピ開発のヒントにしているという。「自分の好きなスイーツ作りを通して、お客さまに楽しい時間を過ごしてもらえたら」と話す。
ドリンクメニューは20種類ほどを用意。特にコーヒーにはこだわり、自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「旅のはじまりCOFFEE」(北九州市)と「ゆうゆう珈琲」(福津市)の豆を中心に使い、豆の状態や気温などに合わせて、注文を受けてから豆をひき、一杯ずつハンドドリップで提供する。「私が無類のコーヒー好きなので、多くの方にコーヒーの魅力を伝えられたら」と真由美さん。
「生まれ育った日の里で、自分の店を持ててうれしい。お客さまが『自分の居場所』と感じられるような、ゆったり過ごせる憩いの空間を作っていけたら」と話す。
営業時間は11時30分~18時。店休日はインスタグラムで知らせる。