「キッズ・フェスティバル」が10月5日・6日、総合公園「宗像ユリックス」(宗像市久原)で行われた。
今年で4回目となる同イベント。芝生広場では、ロープとハーネスを使って高い木に登る「ツリーイング」体験をはじめ、「コロコロドミノ」工作、地元出身の画家・中村琢ニさんの作品「セロを弾く男」の塗り絵に挑戦するアートコーナーなどを展開。家族連れなどでにぎわった。
本館のハーモニーホール前ホワイエでは、eスポーツ体験会が行われ、子どもたちがコントローラーを交代で使いながらゲームを楽しんだ。会場には「ゲームといい付き合い方について」悩む保護者向け相談ブースも設置された。
宗像市内から家族と来場したという山下麻理菜さんは「普段からゲームをするための家族ルールを決めている。決めたルールは親も徹底して守るようにしているので、子どもたちも理解して、一番年下の子どもも自分で身の回りのことをするようになってきた。初対面の子どもたちに気を遣いながらゲームのチーム分けをするなど、自宅では見られない様子が見られた」と笑顔を見せる。
同施設事業部スタッフの宮崎穂波さんは「できるだけ安価に手ぶらで楽しめるイベント内容を考えながら、お客さまの要望なども取り入れ少しずつ充実させてきた。芝生広場では家族や仲間とゆったりと過ごす様子が見られた。授乳、オムツ交換場所として宗像市から災害用テントを借り、小さな子ども連れの人も安心して来場していただけるようにした」と話す。