宗像のドッグラン施設「DOGRUN RURU(ドッグランルル)」(宗像市河東、TEL 080-5801-4026)が2月10日で3周年を迎えた。
昨年新設したテラス席。利用客が持ち込んだ弁当を食べることもできる
運営しているのは、7頭の犬を飼う愛犬家の大霜(おおしも)直人さん、裕美(ゆみ)さん夫婦。「一軒家に住んで、庭にドッグランを作りたい」という2人の夢を実現するため、6年ほど前に古民家とその隣の竹林を購入。施設は全て直人さんの手作りで、200坪弱あった竹林の伐採から始まり、約2年かけて完成させた。施設内にはインスタ映えを意識した車のオブジェやアスレチックを設置。階段は犬が上り下りしやすい段差にするなど工夫を凝らすほか、夏には犬用のプールやミストシャワー、冬にはストーブを用意するなど、過ごしやすい環境作りに努める。直人さんは「大型犬はドッグランやドッグカフェに連れていけない場合も多く、ここが受け皿になっている」と話す。さまざまな犬種が訪れるが、来場者の意向に応じて2、3カ所に仕切ることもできるという。
2月12日・13日には3周年のイベントを実施。駐車場でキッチンカーの出店や、犬用の洋服・おやつなどの販売も行った。
裕美さんは「オープン当初は近所の方が多かったが、遊びに来たお客さまがSNSで写真を投稿してくれたことで今では市外からの利用も多い。週末は家族連れでにぎわい、犬はもちろん子どもたちも楽しんでくれている。手作りなので時間はかかるが、犬も人も喜ぶ遊び場を、これからも作っていきたい」と抱負を話す。
料金は1日1頭500円。会員(年会費5,000円)は300円。土曜・日曜・祝日は人数制限あり(予約優先)。営業時間は、11月~6月=13時~17時、7月~10月=13時~19時。雨天時は休業。駐車場17台。