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赤馬館が「むなかた東部地区自然マップ」作成 宗像東部の魅力掘り起こし

「街道の駅赤馬館」顧問の長尾洋二さん

「街道の駅赤馬館」顧問の長尾洋二さん

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 宗像東部観光拠点施設「街道の駅 赤馬館」(宗像市赤間4)が8月6日、「むなかた東部地区自然マップ」を作成した。

ウスキキヌガサダケ(写真提供=街道の駅赤馬館)

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 宗像市内東部地区の巨木や花、水鳥、ホタルなど自然の魅力を紹介する同マップ。「街道の駅 赤馬館」のマップ作成は、「開運マップ」に次ぎ2度目。「開運マップ」は2017(平成29)年3月、近隣住民しか知らないような小さな神社仏閣など100カ所近くを手書きイラストで紹介し話題となった。

 「むなかた東部地区自然マップ」の表面は、東部地区全域の地図。「光岡八幡宮」(光岡)と「平山天満宮」(吉留)の2カ所にある福岡県指定天然記念物の「大楠」や、「城山」で見られる「ウスキキヌガサタケ」などの珍しい植物、各地で見られる桜や彼岸花などを紹介する。

 裏面は、「釣川桜づつみ公園」周辺を紹介。名前の通り桜の名所として知られるが、多くの水鳥も観察できることを解説。遊歩道を整備し、彫刻作品も点在している。開けた場所のため、田んぼと電車、宗像四塚(城山、金山、孔大寺山、湯川山)を一望できる場所でもある。

 同マップ作成発起人で「街道の駅 赤馬館」顧問の長尾洋二さんは「宗像というと、世界遺産の宗像大社など、海側のイメージが強いため、東部地区の魅力の掘り起こしは赤馬館として重要な事業。今回着目した『自然』は、地域住民にとってはありふれたものだが、改めて着目することで魅力の再発見になると考えた。マップを手に取って出掛けていただき、帰宅後もマップを眺めながら宗像に思いをはせてもらえたら」と話す。

 同マップは、赤馬館や東部地区の「コミュニティ・センター」、駅前などに設置するラックで無料配布する。

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