居酒屋「独楽(こま)」(福津市福間駅東1)が福間駅東にオープンして、8月1日で1カ月がたつ。
福津市出身で店主の西住将也さんは、学生時代に居酒屋でアルバイトをしたことをきっかけに料理人としての道を目指すようになった。福岡市内や地元の福津市で経験を積み「35歳で独立したい」と思っていたタイミングで勤めていた店を退職。退職する前の年の暮れから不動産業者に独立の意向を伝えていたこともあり、順調に店舗物件が決まったという。
席数は、カウンター席8席、テーブル席3卓12席。
メニューは、「刺し身」(1人前=1,000円~)、「ゴマサバ」(1,100円)、「あら炊き」(カンパチ、タイ、シマアジ=各950円)など魚料理のほか、「独楽のポテサラ」(650円)、「つくねピーマン750円」、「大根とキノコの各種せいろ蒸し」(国産鶏もも=790円、国産豚バラ=990円、国産牛肩バラ=1,290円)などの一品料理を用意する。
店名の「こま」は、独立前に鑑賞した映画から名付けたという。「『こま』はその回り続ける姿から『お金が回る』『物事が円滑に回る』と考えられる一方、人の力や『ひも』なしでは自力で回ることはできない」と西住さん。「自分だけでなく周りで支えてくれる皆さんがいて店が成り立つ。『こま』のように、自分も周りの方への感謝の気持ちを大切にしながら来てくれたお客さんに、ご飯を食べて、お酒を楽しんでもらい、『おいしくて、雰囲気が良く、居心地が良い』と思ってもらえるような店にしたい」と意気込みを見せる。
営業時間は17時~22時(金曜・土曜・祝前日は23時まで)。水曜定休。