「ジビエ料理店べんけい」(岡垣町内浦)で6月22日・23日、オープン3周年イベントが開催される。
店主は「元々理学療法士として働いていた」という中間市出身の永山律雄さん。沖縄・石垣島への移住をきっかけに趣味で狩猟を始め、「地元福岡で猟師の仕事をしたい」との思いから、岡垣町にUターンし2021年、同店を出店した。現在はジビエ料理店経営、食肉販売を行っている。「食肉加工技術は石垣島のハム工場に勤めていたころに学んだ」と永山さん。
イベント当日は、イノシシ肉、鹿肉のスライス、塊肉、ミンチ販売を行うほか、近隣の飲食店が販売ブースを出店。「ごはんの時間」(海老津)は「ジビエコロッケ」「シューマイ」、「NINO(ニーノ)」(宗像市河東)は「ジビエのワンプレート」、「ウィズコーヒー」(東郷6)はコーヒーを販売する。
永山さんは「ジビエを身近な家庭料理に取り入れてもらい、『ジビエ料理は値段が高いばかりでおいしくない』というイメージを払拭していきたい。命をいただくことへの感謝を胸に、ただ処分されるだけの命をなくす活動をこれからも続けていきたい」と話す。
開催時間は11時~19時(23日は17時まで)。