「第6回さつき祭り」が5月19日、道の駅むなかた(宗像市江口)芝生広場で開催された。
主催は社会福祉法人「さつき会」(宗像市自由ヶ丘南3)。さつき祭りは今年から開催場所を「メイトム宗像」から「道の駅むなかた」に移し、ステージMCやブース・会場運営は、さつき会スタッフとボランティアスタッフが連携して行った。
当日はステージで、福祉事業所利用者によるパフォーマンス発表、ご当地キャラクター「キラリ姫」(宗像市)と「大野ジョー」(大野城市)によるキャラクターショー、赤間太鼓演舞を展開。にぎわいを見せた。
飲食ブースでは、同法人が開発した「カレーパン」「豚まん」「甘夏じぇりぃ」などを販売。同商品製造責任者の吉田紀子さんは「カレーパンは夏向け商品として開発した。利用者の方も製造作業を行い、生地作りにこだわって完成した一押し商品」とほほ笑む。「『甘夏じぇりぃ』は大島の甘夏を使いさっぱりと仕上げた。年齢関係なく食べてもらえる商品」と自信を見せる。
会場ではこのほか、「B.D.S DANCE STUDIO」によるダンスパフォーマンス、アイリッシュ系音楽ユニット「森和田」による音楽ライブ、参加型マルバツゲーム、テレビ番組「モノマネMONSTER」のギャップ部門で優勝した荒井かおりさんと、アハンオールスターズによるライブも行われ、盛り上がりを見せた。
同法人理事長の上田大地さんは「さつき祭りは法人一体となって取り組んでいて今回で6回目を迎えることができた。地域に彩りを与えられる存在になれれば。『多様な方々が楽しめるイベント』をコンセプトにしている。楽しさやにぎわいからさつき会を知っていただくきっかけになれば」と話す。