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宗像市立南郷小で国際交流会 児童がスコットランドの中高生と

演奏を披露する「ジョージワトソンズカレッジパイプス&ドラムズ」

演奏を披露する「ジョージワトソンズカレッジパイプス&ドラムズ」

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 宗像市立南郷小学校で4月30日、同校児童とスコットランド・エディンバラ市にある「ジョージワトソンズカレッジパイプス&ドラムズ」の生徒たちによる交流会が行われた。

手作りの兜(かぶと)をかぶる「ジョージワトソンズカレッジパイプス&ドラムズ」の生徒

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 「火曜アンビシャス」の一環。「火曜アンビシャス」は南郷地区コミュニティ運営協議会が2021年から行っている取り組みで、18年前から活動している子どもの居場所「南郷アンビシャス広場」から派生したもの。南郷小の全校児童が対象で、参加は事前登録制。参加児童は毎週火曜の放課後に同校のタブレットルームや体育館に集い、保護者や同校協力の下、地域ボランティアや福岡教育大学の学生ボランティアたちと自然体験、スポーツ、レクリエーションなどさまざまな活動を行う。

 この日は、「サニックスワールドラグビーユース交流大会」に合わせて来日している「ジョージワトソンズカレッジパイプス&ドラムズ」(スコットランド・エディンバラ市)の中高生と教員25人が来校した。

 交流会では、数々の世界大会で実績を残してきたバグパイプバンドが演奏を披露した後、同校の児童とジョージワトソンズカレッジの生徒が4つのグループに分かれ、日本の伝統である折り紙やお手玉、羽子板を楽しんだ。ジョージワトソンズの生徒たちはジェスチャーを交えながらも日本語に挑戦し、児童たちと直接言葉を交わすことで親睦を深めた。

 「南郷地区コミュニティ運営協議会」の釜瀬博志会長は「南郷小と南郷コミュニティーが長年築いてきた良好な関係性を生かし、これからも子どもたちがさまざまな経験を積める機会を設けていきたい。参加した子どもたちが、日本だけではなく世界に羽ばたいていくきっかけの一つになれば」と期待を寄せる。

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