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「くらて学園」でマルシェ 廃校になった中学校舎活用、子どもの出店も

子どもたちの出店の様子

子どもたちの出店の様子

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 「Pocket Full Days(ポケットフルデイズ)vol.3」が4月13日・14日、「くらて学園」(鞍手町新北)で開催される。

屋外会場(写真提供=SELAM Mam’)

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 主催は発酵調味料の製造・販売や料理教室を行う「SELAM Mam’(セラムマム)」代表の杉野亜紀子さん。「おいしいもの、うれしいこと、楽しいこと、やる気、元気をポケットにいっぱい詰め込んで帰ってほしい」との思いから企画したという同イベントは昨年4月に初開催し今回で3度目。

 杉野さんは「お客さんを笑顔にしたいという思いを持つ出店者が集まっているので、雰囲気がとても温かい。普段から体に優しい物にこだわって料理教室などを開いているので、出店者も材料にこだわりのある人が集まっている」と話す。

 「他のマルシェと違うところは、子どもたちの頑張る姿に元気をもらえるところ」と杉野さん。「SELAM Mam’」が行っている「KIDS(キッズ)カフェ」プロジェクトで、10カ月かけて子どもたち自身がカフェを開く準備をしており、前回から同イベントにもその子どもたちが出店している。今回初めての取り組みとしてキッズカフェ以外にも子どもが出店するブースも設ける。

 杉野さんは「作るのが好きな子どもが自分の作ったものを販売したり、子どもが子ども向けのワークショップを行ったりする。自分の作った物がお金になったり、認められたりする経験を通して、子どもたち自身がステップアップするきっかけになれば」と期待を寄せる。「当マルシェでは、出店経験はないが、自分で作ったものを販売してみたいという気持ちのある人にも声をかけている。これから先もチャレンジしたいという気持ちを後押しし、大人も子どもも一歩踏み出せる場所にしていきたい」とも。

 開催場所の「くらて学園」は廃校になった中学校の校舎を活用している。同イベントでは、体育館内でダンスやバレエなどのステージ発表、子どもたちが遊べるブースの設置、ハンドメード雑貨の販売などを行い、屋外ではキッチンカーや飲食店出店を展開する。

 杉野さんは「2日間で約70店が出店する。くらて学園は、屋内と屋外どちらも使うことができ、グラウンドが駐車場となるため250台ほど車が停められるところがマルシェの開催に最適。たくさんの方に来てもらえたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~16時。

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