世界文化遺産の新原・奴山古墳群(福津市勝浦)で3月1日、「ふくつの古墳まつり」が始まる。
新原・奴山古墳群が世界遺産に登録された後に始まった同イベントは今年で8回目。今回は、複合文化センター「カメリアステージ」(津屋崎1)の全館を貸し切り、古墳会場と日にちを分けて行う。
3月3日は同施設でイベントを展開する。福津市内で活動する団体など約8組がステージパフォーマンスを披露するほか、福津市職員による古墳セミナー、「勾玉づくり」「ミニ木剣づくり」ワークショップも用意する。イベント限定の特別メニューには、「古墳風カレー」「古墳ワッフルチョコバ~ナナ」(以上800円)が新たに加わる。
古墳会場では3月17日、「あんずの里市」(勝浦)で行われる「あんず祭り」に併せてイベントを開催する。昨年一番の目玉イベントとなった「34号墳現地説明会」のほか、ボーイスカウトによる「火起こし体験」や「弓矢の的当てゲーム」などを展開する。
イベント期間中は「春の川柳」を募集する。応募箱を、古墳展望所、カメリア歴史資料館、あんずの里市、福津市役所本館、イオンモール福津の5カ所に設置するほか、ウェブでもエントリーを受け付ける。
同イベント実行委員の増田美佐子さんは「今年は会場の日にちを分けて開催する。それぞれのイベントをゆっくり楽しんでほしい。イベント以外にも福津の春の花巡りに足を運んでいただけたら」と来場を呼びかける。
3月17日は、福間駅-古墳会場間、古墳会場-あんずの里市間で無料シャトルバス運転を行う。
3月20日まで。