野球グローブを寄贈したメジャーリーガー、大谷翔平選手へお礼の手紙を書く授業が2月14日、地島(じのしま)小学校(宗像市地島)で行われた。
大谷翔平選手から全国の小学校へ贈られた野球グローブは1月、宗像市教育委員会を経て、地島小にも届いた。地島は人口約130人の離島で、同小の全児童は漁村留学生5人を含む2年~6年の7人。同小では「大谷選手に感謝の気持ちを伝えたい」との思いから、これまで、全児童がグローブを使って野球を楽しむ姿や、感謝の気持ちと夢を話す様子を収めたユーチューブ動画も制作してきた。
今回は英語の授業の一環で、児童7人と園児1人が参加。講師を務めた「むなかた応援大使」のクレシーニ・アンさんから英語の表現を教えてもらいながら、名前や将来の夢、「野球をたくさん頑張ってください」「大谷選手みたいなホームランを打ちたい」など大谷選手へのメッセージを英文で書いた。
手紙は児童がキャッチボールなどを楽しむ様子の写真を添えて、動画と共に郵送する予定だという。
同小4年の児童は「英語を書いたことがなく難しかったけど、頑張って書いた。大谷選手に読んでもらい、思いが伝わったらうれしい」と笑顔を見せる。
クレシーニ・アンさんは「小さい子どもは英語のつづりも難しく、まねして書くのも大変だったが、完璧に英語を書くよりも、自分の思いを伝えることが大事。必ず思いは伝わると思う」と話す。