婚活イベント「インドア婚」が12月17日、若宮コミュニティセンター「ハートフル」(宮若市福丸)の多目的ホールで開催された。
人口減少が課題となっている宮若市の活性化を目的として、若宮商工会青年部が2014(平成26)年に始めた同イベント。廃校になった小学校を会場とした「スク婚」や、1泊2日で宮若市内の温泉宿に泊まる「宿コン」など、さまざまなテーマで参加者たちの出会いを後押ししてきた。実際に結婚したカップルも数組いるという。
4年ぶり7回目となる今回は、20~40代の男性10人・女性9人が参加。13時から17時まで4時間をかけて、「インドア」な趣味を通じて交流した。ゲームや漫画・映画だけでなく、射的やDIYなど、参加者たちの趣味嗜好(しこう)は多岐にわたった。それぞれが得意分野を生かして、会場に用意したゲーム機やモデルガンを実際に触りながら楽しむフリートークタイムが一番の盛り上がりを見せた。
最初は緊張気味の参加者も少なくなかったが、互いに好きなものを間に挟むことで次第に打ち解け、最終的には6組のカップルが誕生した。
若宮商工会青年部部長の上野良太さんは「今後も婚活イベントを含むさまざまなイベントを企画して、宮若市を盛り上げていきたい」と話す。