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街道の駅「赤馬館」で9周年イベント 赤間宿通りで音楽イベントも

「時代衣装で赤間宿歴史ツアー」時代衣装の一例

「時代衣装で赤間宿歴史ツアー」時代衣装の一例

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 宗像東部観光拠点施設「街道の駅 赤馬館」(宗像市赤間4、TEL 0940-35-4128)が12月3日、オープン9周年記念イベントを行う。

「大店(おおだな)の娘」(両端)と「芸者」(中央)

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 同館は唐津街道赤間宿に面し、昔ながらの「白壁」と「かぶと造り」の屋根、奥行き約60メートルの「うなぎの寝床」と呼ばれる造りが特徴。歴史ある古民家を解体し復元した同建物は、宗像市内東部地区の観光促進を行う施設として2014(平成26)年にオープンした。施設内では物産販売、飲食提供、月替わりの美術作品展示や和装着付け体験なども行う。 

 当日は、宿場町として栄えていた時代をほうふつさせる「大店(おおだな)の娘」の衣装や「芸者」の衣装を着た市民4人が来館者を出迎えるほか、「町娘」「女将」「侍」などの時代衣装を着て歴史ガイドの解説を聞きながら赤間宿を散策する「時代衣装で赤間宿歴史ツアー」を用意する(3,000円、要事前予約)。

 企画担当者の米倉仁美さんは「歴史ある赤間宿の魅力をアピールしたい。時代衣装を着る機会はなかなかないと思うので、この機会に参加いただけたら」と呼びかける。

 併設する飲食店「お食事茶屋 とん万」では、宗像市大島特産の「大島の塩」を使った新メニュー「大島の塩ちゃんぽん」(900円)や、秋冬の人気メニュー「ハヤシライス」(800円)などを提供する。

 このほか、宗像ならではの地元商品を取り扱う「むなこれ」やキッチンカーの出店、赤間宿通りの各店で「9」にまつわるイベントを行う。須賀神社(赤間6)では「赤馬ゑびす祭り」を行う。

 唐津街道むなかた推進協議会は「赤間music(ミュージック)フェス」を初開催する。赤馬館、シナモンカフェ(赤間5)、古民家橋口屋(赤間3)を拠点に、ミュージシャンによる音楽ライブを展開する。梅田芳徳会長は「若い世代も赤間宿に足を運んでもらいたい。音楽あふれる一日を多くの方に楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は10時~16時(開館は17時まで)。

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