福津のすし店「鮨(すし)屋台 海の彩(いろ)」(福津市西福間4)が10月16日、10周年を迎えた。
ぶどうの樹グループで「鮨屋台」(岡垣町原)の姉妹店。「地産地消」「身土不二(しんどふじ)」を掲げ、鐘崎漁港に上がった鮮魚を提供する。席数は48席。要予約の個室も備える。店長の垂野晃さんは「カウンターの目の前はガラス窓になっており、福間海岸の景色を眺めながら食事を楽しめる。年に2回だけ見られる『光の道』シーズン時には夕日が相島に続く水平線に沈む瞬間を捉えることもできる」と笑顔を見せる。
メニューは、「おまかせ握り10貫コース」(小鉢、茶わん蒸し、にぎり10貫、みそ汁付き=2,970円)、宗像牛を使う「宗像牛の握り」などのにぎりコースを用意する。「アニバーサリープレミアムコース」(9,350円)ではセットデザートにぶどうの樹オリジナルのチーズケーキを提供する。記念日や祝い事などイベントの際、事前予約でメッセージ付きデザートプレートにも変更できるという。
大島の塩とオーロラソースを添える「ヤリイカの天ぷら」(990円)などの一品料理も用意する。「活(い)きあわびの踊りステーキ」(1,980円)は、提供後に目の前で火を付けることでアワビが踊っているような光景を楽しめるという。
垂野さんは「季節ごとに旬の野菜を使うにぎりずしもある。普段のランチ利用や記念日、祝い事でぜひ来てもらえたら」と呼びかける。
営業時間は、11時30分~15時(土曜・日曜・祝日は11時から)、17時30分~21時(同17時から)。火曜定休。