eスポGOMIと地域の環境保全活動の一体型イベント「ふくつ・秋のeco祭り」が9月30日、「津屋崎千軒なごみ」(福津市津屋崎3)で開催された。主催は「一般社団法人ミラeファイン」、プロデュースは「むなかたクラン」。
環境活動団体「Good News」の中島重人さんと、一般社団法人「SOCIAL GOOD ENTERTAINMENT」の髙木光治さんとの「遊びから地球環境を考える」のトークセッション
ミラeファインはeスポーツの特性や将来性などを理解し、さまざまな社会課題に対して多面的に取り組むことを目的としており、今回は福津市を中心に環境保全活動に取り組んでいる事業者と連携して開催した。
イベント前半は、eスポーツとごみ拾いをかけ合わせた「eスポGOMI」を、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として行った。チームに分かれてごみを拾い、ごみの量と質でポイントを競い合いながら、海洋ごみ問題に意識を向ける。1チーム3人の対戦形式で行う同イベントには、宗像市内外から20チーム、60人が集まった。優勝したチームは「お兄ちゃんズ」で、7.38キロのごみを拾った。
イベント後半は、宗像水光会総合病院(日蒔野5)、くらげれんごう(津屋崎3)、TSUYAZAKI BASE CAMP(同)、環境活動団体「Good News」によるワークショップとトークセッションを行い、イベント全体を通して約100人が参加した。
ミラeファインの久保春奈さんは「初めての取り組みだったが無事に開催できてうれしい。一回で終わりではなく継続して開催できるように地域の方々と協力してeスポーツなどの要素を活用しながら、身近な社会課題にはどんな解決方法があるかを知っていただく機会を提案していきたい」と話す。