宗像の「玄海いちご農園」(宗像市田野、TEL 0940-62-8580)で今季の営業が始まり1カ月が過ぎた。
計35アールのビニールハウス内では「さちのか」を栽培。しっかりとした食感で、甘み、酸味、香りのバランスが良く、暖かい時期になっても味があまり落ちないのが特徴。「太陽と水」にこだわり、イチゴの実一つ一つに太陽光を浴びせる「玉出し」作業や天然ミネラルが豊富な湧き水を与える「自然農法」に近い栽培方法でイチゴを育てているという。
同園を運営する福岡ベリーファームの橋本孝平さんは「今季は天気が悪い日や寒い日が続き少量でのスタートとなったが、既に週末には多くの人に来ていただいている」と話す。
園内では「さちのか」の30分食べ放題や、客が自ら摘み取ったイチゴの量り売りも行うほか、同園で採れたイチゴを使ったイチゴジャム、練乳入りジャムなども販売する。
橋本さんは「イチゴの最盛期は2月~3月で、これからどんどん色付きも良くなってくる。各レーンの幅は広く、車いすに乗る方や体の不自由な方でも楽しめるので、ぜひ家族で当園のイチゴを味わってもらえれば」と来園を呼び掛ける。
開園時間は9時30分~16時30分。金曜定休。食べ放題は、3月まで1,900円、4月以降1,300円、2歳~小学生未満は全期間800円。平日は予約制、土曜・日曜・祝日は9時30分~先着順で受け付け、無くなり次第終了。持ち帰りは、入園料=300円、3月まで=100グラム220円、4月以降=100グラム200円。営業は5月ごろまでを予定する。