大人と子どもがチームを組み、豊かな海を守り、心を育む体験型プログラム「アドベンチャーライト2023」が8月20日、宗像で開催される。
同大会は本部会場となる「道の駅むなかた」(宗像市江口)芝生広場を出発して海岸へ移動し、漂着ごみを拾って戻る全75分のプログラム。拾ったごみは当日配布する「冒険日誌」(説明書)に記載されたごみの種類に応じて大会の独自通貨「オーシャン」に換え、大会本部に設置する「武器屋・道具屋」(商品交換所)で地球に優しい商品と交換することができる。子どもたちが自ら拾ったごみを通貨に替え、買い物をすることで社会生活を擬似体験できるのも特徴。
認定NPO法人「改革プロジェクト」(赤間3)が主催する同大会は2021年から年に一度開催しており、今年で3回目。1回目は20組64人、2回目は14組39人が参加した。大会事務局の品川恭徳さんは「これまでの参加者からは『子どもがごみを拾うことで環境に対して興味を持った』『海岸にたくさんのごみがあることを知る機会になり、意識が向いた』などの声を頂いた。夏休みの終わりに、環境について親子で考える機会になれば」と期待を込める。
現在、参加者を募集している。大人と子ども2~5人のチーム単位での申し込みで、参加費は1人800円。小学1年生以上の子どもと保護者が対象。締め切りは8月13日(先着25組。定員になり次第、受け付け終了)。開催時間は8時30分~11時。少雨決行、荒天中止。申し込みは大会ホームページで受け付ける。