新春健康ウオーキング宗像大会~幻の東京オリンピック聖火リレーコースを歩く~が1月8日、宗像ユリックス(宗像市久原)を出発地点に開催された。
同会は、日頃の運動の成果を試す市民向けのウオーキング大会であると同時に、昨年コロナ禍で中止となった聖火リレーのコースを歩くイベント。宗像ユリックス本館の玄関前広場で開会行事が行われ、宗像市観光大使(仮免許)「とらんじっと」が出発のカウントダウンを行い、ユリックスジュニアブラスによるファンファーレが花を添えた。
参加者は宗像ユリックスを出発し、日の里周回ウオーキングコースを歩き、JR東郷駅前へ。そこから東京オリンピック聖火リレーコースを歩き、再び宗像ユリックスへ。市民174人が全長5キロのコースを、それぞれのペースで歩いた。
ゴール後には「宗像かのこ会」によるイノシシ汁の振る舞いや参加賞の配布、とらんじっとのお笑いライブも。宗像ユリックス本館の玄関前広場には、血管年齢測定や骨密度測定、管理栄養士による健康相談などのブースも設けた。
主催した宗像市の担当者は「今回は聖火リレーコースを歩くというイベントでもあったため5キロという短いコースだったが、今後はもう少し長いコースも用意し、個人の体力に合わせて歩く距離を選択してもらえるような大会も実施していきたい。ウオーキング大会が運動人口を増やすきっかけとなり、ひいては市民の健康づくりに寄与できれば」と話す。