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宗像・神湊の「#K2水産」が海鮮丼店に 映え意識した丼鉢に活〆鮮魚盛る

白石奈美さんと「#K2宝船丼」

白石奈美さんと「#K2宝船丼」

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 宗像・神湊漁港の「#K2水産#NamirianCafe(なみりあんカフェ)」(宗像市神湊、TEL 090-2218-1091)が5月1日、リニューアルオープンした。

「#K2宝船丼」。特注の丼鉢は黒とピンクを用意

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 遊漁船「第2健栄丸」の三苫英了船長が「#K2水産」、白石奈美さんが「#なみりあんカフェ」の店主を務め、協働で営む同店。K2水産は「健栄丸水産」として加工場兼干物店を開いてきたが、2年前、なみりあんカフェのオープンとともに「インスタ映え」をコンセプトとした店に。なみりあんカフェは「現代版駄菓子店」として韓国グミやカラフル綿あめなどの「映え」駄菓子などを販売。今回のリニューアルでは新たにイートインスペースを設け、三苫船長が「以前から構想を練っていた」という海鮮丼店の営業を始めた。

 「若い人にも魚をたくさん食べてほしい」という思いから「現代風海鮮丼」を考案。看板メニューは「#K2宝船丼」(1,800円)。丼のネタはその日の仕入れ具合によって異なり、三苫さんや白石さんが自ら釣った魚などを提供することもあるという。「活〆(かつじめ)した鮮魚を使うなど鮮度に一番こだわっている。食感が違うのでぜひ味わってほしい。今はアオリイカやタイが旬。夏には自分で潜って採るアワビやサザエなどもネタとして提供する予定」と三苫さん。

 丼鉢は舟型のものを特注。通常使う黒色の丼鉢とは別に、遊び心で同店のシンボルでもあるピンクボートをイメージしたピンク色の丼鉢も5「艇」用意した。「ピンク色の丼鉢はランダムで提供する。『ラッキーな日』と幸せな気分になってもらえれば」と白石さん。丼鉢の裏には「遊漁船の乗船券」「トッピング無料」「ドリンクサービス」などの特典を書いたくじを貼り、客を楽しませる工夫も凝らす。

 このほか、フラワー型のカップで提供する「海鮮パフェ」やシャリの代わりにサラダを盛り付ける「海鮮サラダパフェ」(以上800円)、「海鮮宝石箱」(1,500円、要予約)なども用意。「#K2宝船丼」はイートインのみ。「海鮮パフェ」「海鮮サラダパフェ」はテイクアウトのほか、ピンクボート前に設けた飲食スペースでも食べられるようにする。現在のイートインスペースは立って食べるスタイルのみ。今後、椅子席も設ける予定だという。

 白石さんは「『いかに映えるか』を考えながら、ここでしか食べられないメニューを考案した。漁港をバックに新鮮な海鮮丼を味わってもらい、『漁港映え』『海鮮映え』の店を目指したい」と意気込む。

 営業時間は、#K2水産=11時~14時、#なみりあんカフェ=12時~17時。定休日はインスタグラムで知らせる。神湊で釣れた魚は鮮魚のみ買い取る(事前に要電話予約)。

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