11月10日に配信が始まった宗像のご当地ゆるきゃら「宗像のテンちゃん(以下、テンちゃん)」のMV(ミュージックビデオ)「天まで届けテンテケテン」のユーチューブ再生回数が、1カ月強で1万回を突破した。
テンちゃんは2018(平成30)年10月10日に誕生した、宗像を盛り上げる地元ゆるきゃら。元々テンちゃんの原型となったキャラクターを配したラングドシャを、博多にある商業施設内の福岡県商工会連合会コーナーで販売。これまで累計8万枚を製造したという。その後、テンちゃんが正式に生まれ、缶バッジやぬいぐるみなど、さまざまなグッズに展開。療治保育園のロゴや市内のコンビニ各店内のPOPにも使われている。週末はイベント出演依頼も多く、活動の幅は広がっている。
最近、テンちゃんのイラストを商標登録した。「無料で配信して個人で楽しめるようにしたくて」と話すのはテンちゃんの管理人、高崎さん。「みんながテンちゃんを使ってほしい。無料開放することで子どもや家族だけでなく、宗像の事業者さんに使ってもらうことで店の利益につなげてほしい。『宗像にも、くまモンのようなキャラクターがいたらいいな』とずっと考えていた。テンちゃんを通じてみんなが楽しくなってほしい。なので、テンちゃんのキャッチコピーは『頑張るみんなを応援する「テンちゃん」』」と思いを話す。