宗像のグローバルアリーナ(宗像市吉留)で12月18日、「宗像jazz2021」が開催された。
2018年に東郷駅そばの停車場線で開催され、昨年は新型コロナの影響で無観客のオンライン配信で開催。4年目となる今年は有観客とオンライン配信のハイブリッドで行った。今回はグローバルアリーナで開催の「キャンドルガーデンクリスマス2021」内でのイベントとして開催。15時~19時30分に5組が出演。用意された席は埋まり、立ち見客も。公式発表がイベント開催日の1週間前と告知が出遅れたがにぎわいを見せた。
昨年のコロナの影響や予算の関係もあり、今年の開催が難しいと思われていた中、偶然にもグローバルアリーナから施設利用の相談を受けた。その直後すぐに現場やアーティストなどの調整も行い、全ての段取りがついたのがイベントの1週間前だった。「毎年、どんな形でも続けていかなければ、終わったと思われてしまう。予算を確保していくのは難しいが、地元の方々の協力も得ながら継続していきたい」と実行委員長の平山さんは話す。
今回の開催にグローバルアリーナは、ライブラリーの新しい活用を模索していた。ステージを提供したり、準備を手伝ったりするなど、施設の新たな可能性を試みた。
「宗像jazzは東郷の停車場線から始まった。イベント名を東郷jazzとしなかったのは、『宗像のさまざまな場所で地域の音楽イベントとして開けるように』との思いがあった。次回は春に開きたい。宗像で協力してくれる方がいれば、ぜひ、一緒に盛り上げていただけたら」と平山さんは思いを語る。