「道の駅むなかた」(宗像市江口)の芝生広場にイルミネーションが設置され、11月26日、「点灯式・ミニコンサート」が開かれた。
イルミネーションは、宗像市商工会青年部が2001(平成13)年から毎年、場所を変えながら東郷駅や赤間駅、宗像ユリックス(久原)など市内各所に設置してきた。2年前、「道の駅むなかた」前の宗像市商工会玄海支所に設置した際、「道の駅むなかた」の利用者や観光客から好評だったことから、昨年初めて同施設の芝生広場で開催。10メートルのクリスマスツリーやフォトスポットを設けるなどイルミネーションの規模を拡大するとともに、点灯式やミニコンサートも開いた。今年はクリスマスツリーとフォトスポットに加え、新たに16個の光のオブジェも用意。「より華やかで幻想的な空間を演出した」という。
2回目となる「点灯式・ミニコンサート」では、宗像中学・高校吹奏楽部や地元出身のシンガー・ソングライターによる演奏、ゴスペルの合唱などが行われ、約400人が鑑賞。イルミネーション点灯後には、家族連れなどがイルミネーションの前で写真を撮るなどして楽しむ様子も見られた。
同施設総務企画部の篠原喜久恵さんは「昨年もお客さまから『見応えがあった』という声を頂いた。家族連れやカップルなど、さまざまな世代の方に見ていただき、クリスマスの雰囲気を味わってもらえれば」と話し、青年部の井上智統部長は「宗像市を少しでも明るく照らすことで市内外の皆さんに希望や元気を与えたい。広く商工会の活動を知ってもらうきっかけとなれば」と話す。
点灯時間は17時~24時。12月25日まで。