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岡垣町にクラフトビール醸造所 地元企業とコラボして地域盛り上げ

FUKUOKA CRAFT BREWING の外観

FUKUOKA CRAFT BREWING の外観

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 岡垣町内浦に12月3日、クラフトビール醸造所「FUKUOKA CRAFT BREWING BEER&COFFEE」(岡垣町内浦、TEL 093-482-8282)がグランドオープンする。

併設ショップとテラス席

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 同施設は同町の地下天然水「大地の水」を使い、年間40種類のビールを醸造する予定だという。一般消費者向けの缶ビールのほか、業務用の「ケグ」と呼ばれるたるも販売するほか、他社とコラボしてオリジナルビール醸造なども手がけていく。

 醸造施設以外にはタップルームを併設し、ブルワリーで醸造されたクラフトビールを中心に軽食やコーヒーなどを提供する。持ち帰り用のビールも販売。

 同社はメキシコ料理専門店を経営するEFM(福岡市中央区)の杉山芳文社長と、飲食店をチェーン展開するコマツセントラル(福岡市中央区)の松村宗孝社長、クラフトビールのマーケティングやビール専門誌の発刊などを手がけるエイリアス(東京都渋谷区)代表の田島伸浩さんが、福岡を拠点に世界に発信するビールを醸造したいという思いでタッグを組んだ。地下水が豊富で福岡市と北九州市の中間になる同町に醸造所を構えるに至った。

 開設に当たり、ビールを缶に充填(じゅうてん)する機械「カンニングマシン」の購入資金をクラウンファンディンで募った。「クラウドファンディングに参加してくれた方は8割以上が福岡県内の方だった。地元の人たちが応援してくれて本当にうれしい」と同社の田島さん。

 既に福岡の企業数社とのOEMビール企画が進行中だという。「OEMは地元企業を中心に行っていきたい。クラフトビールで岡垣や福岡の名前を広げ、地域を盛り上げていきたい」と田島さんは意気込む。

 営業時間は金曜・土曜・日曜の11時から日没まで。オープン当日は8種類のクラフトビールを提供予定。ビール職人のヘッドブルワーとブルワーも常駐する。

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