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宗像・東郷のうどん店「うろん」が1周年 主婦の経験生かしたメニューを特徴に

店主の佐藤晃子さん(左)とスタッフの山崎和代さん(右)

店主の佐藤晃子さん(左)とスタッフの山崎和代さん(右)

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宗像・東郷のうどん店「うろん」(宗像市東郷、TEL 070-4575-1221)が10月1日で1周年を迎えた。

店内の様子。座敷も3卓用意する

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 店主の佐藤晃子さんが赤木の里(広陵台1)内にあるうどん店「神風亭」で働いていた縁もあり、同店でノウハウを学び、昨年開業。「さまざまな飲食店で働いてきたが、うどんが好きだったこともあり、8年ほど前からうどん店を開きたいと考えていた。主婦の経験を生かした独自のメニューが特徴」と話す。

 看板メニューは「鴨せいろうどん」(細麺=850円)、「もつうどん」「トマトチキンうどん」(以上750円)。併せて、「かけうどん」(450円)、「ごぼう天うどん」(700円)などの定番メニューや「鶏めしおにぎり」(130円)、「手羽元の甘酢煮(煮卵付き)」(300円)などの一品料理も用意。このほか、そばのメニューも多数そろえる。

 うどん・そばの麺は「高宮製麺所」(野坂)に特注したもの。「鴨せいろうどん」などに使う細麺はつゆが絡みやすい細さにこだわり、何度も試作したという。

 2人の子の母でもある佐藤さん。自身も子どもに取り分けできるうどんメニューを優先し、注文してきた経験から「大人にも食べたいうどんを注文してほしい」と「お子様うどん」(300円)を用意。子連れでも来店しやすいよう、カウンター9席のほかに座敷10席を設ける。

 土曜は深夜も営業することからアルコール類やおつまみも提供する。近隣のスナックが閉店後、タクシーに乗って飲み直しに来店する客も多く、「この時間帯が一番にぎわう」と笑顔を見せる。

 「コロナ禍で大変な時期もあったが、ママ友や同級生らに手伝ってもらいながら店を切り盛りし、あっという間の1年だった。昼・夜とも常連客ができ、遠方からも食べに来てくれるお客さまも多く、ありがたい」と佐藤さん。「今後は夜の営業も増やしていきたい。このまま欲なく続けていくことができれば」と抱負を話す。

 営業時間は、ランチ=11時~15時(火曜~土曜)、12時~15時(日曜)。ディナー=18時~22時(金曜)、22時~翌3時(土曜)。月曜(祝日は営業)、第1火曜定休。駐車場は3台。

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