宗像市鐘崎で9月3日、「ひとり親家庭支援プロジェクト 子ども釣り大会2022」が開かれる。
NPO法人「改革プロジェクト」が「エフコープ環境助成金」を使って企画するもので、小学4年生~中学3年生のひとり親世帯の子どもが対象。漁船に乗って本格的な釣り体験ができるほか、釣った魚はプロの料理人から魚さばきのレクチャーを受けながら子ども自身が調理するなど、「非日常的な体験ができる点が魅力」だという。同NPO代表の立花裕平さんは「普段釣りをする機会があまりない人に体験してほしい。ひとり親家庭の子どもに対象を絞り、参加する子どもたちに心がワクワク動く、忘れられない体験を提供したい」と話す。
同NPOはスポーツを通じて防犯と環境分野における社会課題の解決に取り組んでおり、2010(平成22)年から海辺の環境改善のための活動を行っている。「船釣りや魚さばきの経験の有無は問わないので、気兼ねなく応募してほしい。子ども1人にスタッフが1人付くので、保護者の方も安心して子どもを預けてもらえたら」とも。
当日は7時45分から、岬地区コミュニティ・センター(宗像市鐘崎)で受け付け、16時に終了予定。参加無料。要事前申し込み。