お魚センターうみがめ(福津市津屋崎4)で7月30日・31日の2日間、「さざえまつり」が3年ぶりに開催される。
津屋崎の漁師が素潜りで採る天然物のサザエは漁の期間が短く、とう(サザエのふた)が10円玉より小さなものは採らないというルールで資源保護に努めているため希少性が高い。その生サザエを特別価格1キロ1,000円で販売するほか、漁師がその場で焼く「つぼ焼き」も販売(30日10時~13時)。子ども向けに「魚のふれあい水槽」「メダカすくい」なども用意する。
県内外からキッチンカーが20台以上集まり、大和青藍高校(直方市)の生徒が運営するキッチンカー「YAMATOSCAFE」も出店。福津産の素材を使った限定メニューを調理部の生徒が開発し、調理・販売する。
同日、津屋崎千軒なごみ(津屋崎3)ではマルシェを開催。ハンドメード雑貨やシフォンケーキ、和菓子などを販売するほか、射的やヨーヨー釣り、スーパーボールすくいなど子ども向けの出店もある。
主催する地域商社「福津いいざい」の大中義則さんは「コロナ禍でイベントが激減した2年間。まずは子どもたちに楽しんでほしい。福津のおいしいサザエを知ってもらうだけでなく、キッチンカーやマルシェなどたくさんの店があるので、地元の皆さんも市外の方も、子どもから大人まで多くの方に楽しんでもらえたら」と参加を呼びかける。
開催時間は両日共9時~17時。「お魚センターうみがめ」「津屋崎千軒なごみ」「新浜山ハーモニー広場」の3カ所を無料駐車場として用意し、無料シャトルバスが巡回する。