宗像の唐津街道赤間宿で6月18日・19日の2日間、「赤間宿あじさい祭り」が開かれる。
赤間宿商店組合の組合長の大和さんと協力の赤馬館の館長の長尾さん
コロナの影響を受け2年ぶりとなる同イベントは今年で3回目。赤間宿通り沿いの辻井戸や街道の駅赤馬館、ごえん工房音誘君舎(ねゆきや)、法然寺などで、アジサイを華やかに飾りつけた「お花スポット」が見られるほか、各店の軒先にも水切りしたアジサイを飾り通りを彩る。アジサイは市民の協力で集められ、19日15時からは訪れた人が持ち帰れるように配布する予定。
主催する赤間宿商店組合の大和組合長は「コロナが完全に終息したわけではないのでイベント開催にためらいもあったが、感染対策を十分行いながら、少しずつ街ににぎわいも取り戻していけたら」と心境を語る。
カフェや雑貨店をはじめとした16店舗がマルシェや音楽ライブなど、両日限りの特典を用意して訪れる人を出迎える。「海賊とよばれた男」の主人公のモデルになった出光佐三について紹介する展示室も特別開場し、各店を回ることで賞品が当たるスタンプラリーも行う。
「この祭りをきっかけにして通りに足を運んでもらい、こんな店があるんだということをいろいろな人に知ってほしい。ここ数年で新しい店も増えたので、特に地元の人には普段使いしてもらえるような身近な場所と知ってもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~16時。駐車場は6カ所用意。