「海幸ファミリープロジェクト」のキックオフイベントが2月28日、「道の駅むなかた」(宗像市江口)で行われた。
行政、民間企業、教育機関が連携し地域課題を解決するために宗像市が設置した「産官学共感プラットフォーム」の一環。「道の駅むなかた」が扱う海の幸を、街中で市民に届ける新規事業の実証実験として西日本新聞社が企画した。同社の田中稔大さんは「今回のイベントで、まずは市民に海の幸に触れてもらい、味を知ってほしい」と話す。
当日は、16家族55人が参加。同店の魚さばきコーナーでは、職員が「液体冷却法」で鮮度を保つ工夫について説明した。講習会では、魚種ごとの旬やおいしく食べる工夫、汚れにくい調理法などを伝えた。
試食タイムでは、宗像産の大根と大島で水揚げされたブリを使った同店オリジナル商品「ぶり大根」や、ヒラメ、液体冷却処理を施したヤリイカの刺し身を提供。その後、進呈した買い物チケットを使い、参加者が地元の海の幸を購入する体験を行った。
参加した男性は「魚の旬が分かって、今後の買い物の参考になった」と話していた。冷凍ブリを購入した児童は「宗像の魚を使って家でも料理したい」と意気込む。
市秘書政策課の一番ヶ瀬拓也さんは「市は『ずっと住みたいまち宗像』の実現を目指している。市民にそう感じてもらえる価値を企業と作っていけたら」と期待を寄せる。