「世界で最も〇〇なまち 提案発表会」が2月11日、福岡県立少年自然の家「玄海の家」(宗像市神湊)で開かれた。
むなかた子ども大学「Global Camp(グローバルキャンプ) コース」(2月10日・11日)の一環。宗像市では外国籍住民が1000人を超え、多様な文化や価値観が共存している。同キャンプは、互いの違いを前向きに受け止める力や将来の社会を考える視点を育むことを目的に実施。ファシリテーターは一般社団法人「みんなの留学部」が務めた。
参加したのは市内の中高生、日本人大学生、日本滞在中の海外の学生計33人。宗像や福岡の魅力を英語で伝えるワークショップから始まり、「理想の〇〇」「世界で最も〇〇な街をつくる」をテーマに議論を重ね、集約した「理想の街」を模造紙に描き上げた。
発表会には宗像市職員も出席。中高生が一人ずつ英語でプレゼンテーションを行った。「理想の街」の名称は宗像と心をかけ合わせた造語「Muna heart a(ムナハータ)」。
提案には、多国籍の文化や言語を直接学べる学校、カラオケやライブができるカフェ、フードバンク機能を備え地元の海の幸も楽しめる駅、障害の有無にかかわらず遊べる公園などが並んだ。宗像市秘書政策課課長の赤田篤史さんは「人と人との交流が感じられる提案。宗像市が目指したい姿で感動した。明日からできることから実践すれば実現できそうで勇気をもらった」と話す。
キャンプに参加した玄海中学校3年の花田玲奈さんは「英語教師になる夢があり友人と参加した。1日目はコミュニケーションに必死で、2日目は慣れてきたからこそ英語が話せない悔しさも感じたが、こんなに英語を話す機会がなく、生きた英語を経験できて良かった。今後も宗像の魅力を英語で発信したい」と意欲を見せる。