福津市を拠点に活動するアーティスト・寺嶋拓哉さんの個展「うまたく2026」が1月7日、「津屋崎千軒なごみ」(福津市津屋崎3)で始まった。
寺嶋さんは2022年に福津市へ移住し、津屋崎のコンテナを拠点に制作を続けている。同会場での個展開催は3回目。タイトルは2026年の干支(えと)である「午(うま)」と、自身の名前にある「拓」の字を掛け合わた。「新しい年を切り拓(ひら)いていく」という思いを込め、親しみやすさを意識してひらがな表記にしたという。「『今年は津屋崎で個展しないの?』と声をかけてもらえるようになり、ここが自分の活動の拠点になったと感じる」と話す。
会場では、アクリル絵の具で描いたキャンバス作品や、津屋崎の海岸で拾い集めた流木を使った立体作品など、大小約60点を展示・販売している。干支への思いを込めた絵画などの作品に加え、福津の魚介を描いた作品も並べる。
会期中にはワークショップも開催。干支にちなんだ馬の絵を下描きした10センチ四方のコルク板や白紙の板に自由に着色してもらう。寺嶋さんは「リラックスした空気の中で、表現する楽しさを感じてほしい」と話す。
「福津での暮らしの中で感性が満ちた瞬間に筆を取り、直感を信じて色を重ねていく。自分が楽しんで描いている感覚が見る人にも伝われば」と寺嶋さん。「新年の始まりに、色と楽しさを感じてもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は9時~17時(最終日は15時まで)。1月30日まで。ワークショップ開催日は1月10日・11日・12日・17日・18日・24日・25日。開催時間は13時~15時。参加費は1,000円。予約不要。