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宗像・自由ヶ丘でクリスマスイベント 子どもと大人が協力し地域ににぎわい

ビンゴ大会の様子

ビンゴ大会の様子

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 宗像・自由ヶ丘地区のクリスマスイベントが12月21日、自由ヶ丘地区コミュニティ・センター(宗像市自由ヶ丘3)とザビエル記念ホール(名残)の2会場で開催された。

「子どもおとな会議」メンバー

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 地域のまちづくりを子どもと大人が一緒に考える「子どもおとな会議」の参加メンバーが企画した。子どもおとな会議は、自由ヶ丘地区を盛り上げようと2022年度に発足。同地区の小学5・6年生、中学生、高校生と大人が意見を出し合い、子ども目線を取り入れたまちづくりを目的に活動している。現在は約40人が参加し、「子どもおとな食堂」などを行う班、「クリスマス会」などを行う班、地域の改善点を提案する班の3班に分かれ、月1回程度の会議を重ねている。

 クリスマス会は昨年初開催し好評だったことから、今年も継続開催となった。自由ヶ丘南地区のにぎわいづくりも意識し、今年は自由ヶ丘コミュニティ・センター(北会場)に加え、ザビエル記念ホール(南会場)の2会場で行った。

 自由ヶ丘コミュニティ・センターでは、ビンゴ大会やクイズ、じゃんけん大会をはじめ、ベリーダンサーがパフォーマンス、宗像自由ヶ丘管楽合奏団が演奏を披露。ザビエル記念ホールでは、同合奏団の演奏のほか、コーラスグループの合唱、アイリッシュハープの演奏を行った。休憩時間にはホットチョコレートやポップコーンの振る舞い、菓子のプレゼントもあり、会場では子どもたちの楽しそうな姿が見られた。

 同会議の高校生代表を務める藤島好誠さんは「自由ヶ丘中学校で生徒会をしていたことをきっかけに2年前から参加している。地域に貢献でき、周りに楽しんでもらえることがやりがい。準備は大変だったが、子どもたちが楽しんでくれていてうれしい」と笑顔を見せる。

 子どもおとな会議推進委員会会長の灘谷辰生さんは「昨年中学3年生だった子が今年は高校生となり、下の世代を支える立場に回るなど、後継者づくりが進んでいる。高校生の存在がとても頼もしい。今後は他の部会とも連携し、より多くの子どもたちが関われる企画を考えていきたい」と話す。

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